残暑は9月の中旬まで続き、やっと涼しくなりました。皆さんお変わりありませんか?9月の16日、17日と在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークの全国大会が高知で開催されました。全国より1300名の人が集まり盛会のうちに終わりました。
今回の大会ではワタミ会長の渡邊美樹氏の講演がありました。テレビなどのメデイアによく出る方だけに、正直どんな話をするのか不安な面もありましたが、夢という題で内容のあるよい話が聞けました。
渡邊氏は現在カンボジアの子供たちのために学校を作ったり、施設を作ったりする支援を行っております。アジアの最貧国である同国では、小さな子供も働き手であり、学校で勉強をするより仕事をさせられるのですが、給食を提供することで子供を学校に来させる活動もしているそうです。その様な状態で学校にくる子供たちの学ぼうとする姿勢は真剣で、先生の一挙一動を何も聞き逃すまいとしており、豊かになりすぎたわが国の小学校とはかなり様相が異なるようです。
今月より、和田忠志先生が当院でご勤務頂くことになりました。和田先生は在宅医療の分野では全国的に有名な医師であり、様々な公職にもつかれております。当院の在宅医療の内容も和田先生の影響を受けて、いろいろと変化をしてくると思います。皆さま今後ともよろしくお願いします。