皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?
1月8日に我が国では2回目の緊急事態宣言が11都道府県に発令されました。それ以降、感染者数は減少傾向にはありますが、いまだ高止まりしているのが現状です。まだまだ、自粛と予防に努めなくてはいけません。
当院の和田医師が、これまでの当院でのコロナウイルス検査に関する経験をまとめております。それによると、昨年の7月1日から今年の1月25日までの間に合計955回のコロナウイルスPCRおよび抗原検査を行い、73人の陽性者の診断をしております。特に注目すべき点は、有症状者・濃厚接触者に対する検査陽性率は12.7%(69/544)であるのに対し、無症状者に対する検査陽性率は1.0%(4/411)であることです。
この結果の意味するところは、有症状者や濃厚接触者に対して早期診断学的検査をすることが、より大切な対応であることです。熱発や体のだるさ、のどの痛みなどがある場合には、早期にPCR検査を受けてください。当院では、予約制の発熱外来で対応しておりますし、無症状者に対する自費のPCR検査も積極的に行っております。
2月からはワクチン接種も始まるとのことで、市町村は準備を開始しております。皆さん一人一人の力で、この難局を乗り越えてゆきましょう。
当院も積極的な地域貢献を目指して頑張って参ります。