今年の夏は本当に暑い夏でした。地球温暖化の影響でしょうか、年々暑さが厳しくなってゆくようです。みなさん、酷暑の疲れが出る頃です。体調管理をしっかりと行ってください。 8月25日に、TKP東京駅前カンファランスセンターで、今年の9月23日、24日大阪の国際交流センターで開催予定である、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク大阪大会のプレ東京大会を開催しました。タイトルは「外国人技能実習制度の光と影」です。 基調講演は、診療所全国ネットの理事であり、内閣官房国際・アジア健康構想協議会事務局を運営している、大石佳能子氏から「日本の医療・介護を海外に、海外人材を日本に」と題して、現在わが国が抱えている海外人材育成の問題点とビジョンについて講演していただきました。 シンポジウムでは、台湾から中華民国老人福利推動聯盟前秘書長の呉淑恵氏をお招きして、台湾での実情を講演いただき、わが国の制度の参考にさせていただきました。さらに、国際医療介護交流ユーカリの会、水野文雄理事から技能実習制度の実際について解説いただき、いらはら診療所、淺沼裕子事務長からは、診療所全国ネットで行っている、スカラーシップ事業の現状をお話いただきました。最期に9月の大阪全国の集い大会長である岡崎和佳子氏から、わが国の介護現場での人手不足の実態について報告いただきました。 あまり宣伝をしませんでしたが、予想以上に聴衆が集まり、椅子を追加したくらいです。この問題に関する関心の高さを実感いたしました。シンポジウム終了後は参加者の有志で飲み会を行い、懇親を深めることができました。
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●苛原院長のメッセージ ●事務長のひとりごと
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