院長メッセージ-2015年2月

1月の終わりから急に寒い日が続いております。インフルエンザの流行も続いておりますが、皆様お変わりありませんか?
1月28日に松戸市衛生会館で、本年度第2回の多職種合同カンファランスが松戸市主催で開催されました。松戸市には11ヶ所の地域包括ケアセンターが設置されておりますが、その地域ごとに医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネージャーなど多職種が集まって模擬カンファランスを行い、顔の見える関係を構築して地域ケア力を高めることを目的としております。当院は松戸市より在宅医療拠点事業を委託している関係から、当日運営のお手伝いを行いました。私も多職種チームの一員として参加しましたが、参加者全員から活発な意見がでて、レベルの高い議論ができたと思います。また、職種により支援の考え方や見方が異なることに、いまさらながら勉強になりました。このような会議を通じて地域を耕して行くことが、地域包括ケアシステムの完成に近づいて行くことを確信しました。
月末の31日には、当院主催で「日本赤ひげ大賞」を受賞された二ノ坂保喜先生を招いて、「バングラデッシュでの看護学校を作る運動について」と題した講演会を開催しました。ソフトな語り口から話された内容は平和な日本では考えならない事であり、今やるべきことを見直す機会となりました。
今年もいらはら診療所は地域に開かれた活動をしてまいります。ご支援よろしくお願いします。

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