暑い夏が始まりました。今年も、かなりの酷暑になりそうです。みなさん、脱水にはくれぐれも注意をして、こまめに水分補給をしてください。7月13日に大阪のリバーサイドホテルで、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークプレ大会が開催されました。タイトルは「地域包括ケアと在宅ケアを支える診療所市民全国ネットワークの役割」です。今回、私の役目は「地域包括ケアと診療所市民の役割~今できていること」という演題名での基調報告でした。当院は開院して21年目ですが、実は全国ネットも今回が20回目の全国の集いであり、当院は全国ネットとともに歩み育ててられてきました。 全国ネットはいまだ在宅ケアや多職種協働が世の中に認知されていない時代から、在宅ケアを志す診療所医師達が本音で語り、お互いの悩みを相談しあう会として発足しております。第一回の大会から参加をしておりますが、この20年の在宅ケアを巡る世の中の評価は大きく変わりました。わが国自体が少子高齢化で変わっており、世界一の超高齢社会となっております。経済界では失われた20年といわれておりますが、介護の世界では実り多き20年といっても差支えないでしょう。それほどわが国介護レベルは上がっております。きめのこまやかさでいうと、世界で一番良い介護をしていると自負しています。もう少し地域医療の観点から、前途多難なわが国の行く末を見守ってゆきたいと思います。
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