9月に入っても30度を超す暑さが続いております。残暑による熱中症に皆さん十分に気を付けてください。
8月22日に9月15日16日に東京池袋の帝京平成大学で開催される、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク東京大会、実践交流会へ向けた予演会を当院内で行いました。医療法人実行会と生活介護社からは全部で6題の演題を出す予定です。実践交流会では、日常の仕事の様々な経験を多職種の前で発表することで、日常活動を見直す良い機会となっています。また、職員の皆さんが、しっかりと考えて日々の仕事をしていることがわかり、大変頼もしく感じました。全国大会が待ち遠しいです。
8月は8日か12日まで休みを取って、オランダのアムステルダムに行ってきました。目的の一つはゴッホ美術館へ行くことでしたが、残念ながら入場制限があり、予約が取れずに行けませんでした。しかし、アムステルダムの街を満喫して、命の洗濯ができました。これからも地域医療推進に邁進してまいります。
長く涼しい梅雨が明けたとたん、猛暑の始まりとなりました。暑いときはエアコンを使い、水分を十分補給して熱中症に気をつけてください。
7月15日に長崎県大村市で、第25回全国の集いIN東京2019長崎プレ大会が開催されました。大会長はさくらクリニック院長の石田賢二先生。「すべての人に最後は来る~ちゃんと決めんば、自分の最期~」というタイトルで、講演、シンポジウムが、市民交流プラザ大村で開催されました。前夜祭から市長さんも参加されましたが、大村市長の園田さんは元看護士であり、42歳とまだ若く、やる気満々の方でした。元看護士だけに、医療介護に関する理解も十分にあり、プレ大会の共催を大村市がしてくれました。当日は会場に入りきれないほどの参加者があり、モニター室を設けたぐらいの盛況でした。
大下大圓住職の講演「自利他利~自分らしく生き・往くためには~」、多職種でのシンポジウム、すべてが勉強になる話でしたが、石田賢二先生の大会長講演が最も印象に残りました。現在の日本の財政状況、医療状況を明確に語り、我々は自分の最期をどう決めてゆくべきかまで、言及されていました。忌憚ない意見に共感し、日々の活動を振り返るきっかけとなりました。
本大会は、9月15日、16日、帝京平成大学池袋キャンパスで開催されます。無料の市民公開講座も用意をしております。皆さんの参加を心からお待ち申し上げます。
6月末に台風が関東地方に接近してきました。こんなに早い時期に台風が日本に向かってくるとは、地球温暖化の影響でしょうか。
最近がん末期の方の訪問診療依頼が増えてきております。がん末期で残された時間を豊かに過ごすために、自宅に戻ろうという方が多くなってきているのでしょう。住み慣れた地域の中で最後まで過ごせるよう、診療依頼は積極的に受けてゆくつもりです。
6月末に、20年近く勤務をしていただいた看護師さんの送別会が開かれました。驚いたことに、パートの医師4名も参加をされ、とても和やかで良い会でした。その方には二人の息子さんがおりますが、息子さんがまだ小学生のころから当院で仕事を始めてくださり、現在は立派に成人されて、千葉県内で仕事をされております。お子さんたちの成長を観ることで、働いてきた時間の長さを改めて実感します。よい医療を地域に提供するためには、まずよい職場環境を作ることが大切であると思っております。これからも地域医療貢献の為に努力を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
5月の終わりに、30度を超える真夏日が続きました。北海道では39度台の過去最高の暑さも記録しています。今年の夏が思いやられます。
5月25日の土曜日に、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク全国の集いIN東京の佐倉プレ大会がグリーフケアをテーマに開催されました。大会長は全国の集いの大会長でもある、三嶋先生です。100名を超える参加者があり、シンポジストも宗教家、葬儀社の方、訪問看護師、ケアマネジャー、訪問医と多職種での議論が行われました。ネットワークの大会にふさわしい、実りある議論ができと思います。三嶋先生のクリニックでは、2年に一度看取りをした家族の方や関係者の方に集まってもらい、患者さんを偲ぶ会を開催しているそうです。看取りが終わると、医療者との関係が途切れてしまいがちですが、看取った方を偲んでこのような会を開催することは素晴らしいことだと思います。
我々は外来診療をしており、看取りをした家族の方が外来診療の患者さんとして、通院をしてくれることが多く、あえてグリーフケアの訪問をしておりません。ご近所の方も看取っており、散歩の最中など日常生活のワンシーンの中で、自然な形でグリーフケアが行えるように、努力をしてゆきます。
9月14日15日の全国の集いは池袋の帝京平成大学で開催されます。無料で参加できる、認知症予防の市民公開講座も用意しておりますので、皆様お誘いあわせの上是非ご参加ください。お待ち申し上げております。
あれだけ咲き誇っていた桜の花もみずみずしい緑の葉に代わり、徐々に気候も暖かくなってきました。
平成も終わり、今月から新しい令和の元号が始まります。また、10連休という長い休みもあります。当院は入院患者さんや在宅患者さんもいるので、休みなく24時間365日稼働しています。外来につきましては4月30日と5月1日は通常通りの体制で行います。
10連休といっても、きちんと休める方は少ないと思います。我々のような医療機関や介護施設など、休めない仕事の方が多いのではないでしょうか?
今月は5月25日に佐倉市で、9月15日16日東京池袋の帝京平成大学で開催される、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークのプレ大会が開催されます。当院に非常勤勤務をされている三嶋先生が主催するプレ大会です。三嶋先生は今年の全国の集いの大会長でもあり、今回は地域医療研究会との合同開催となります。診療所を中心としたネットワークと、病院を主体とした地域医療研究会が手を組むことにより、地域包括ケア推進に向けてさらに大きな力となってゆくと思います。市民の皆様も自由に参加できます。皆さんの参加を心からお待ち申し上げております。
診療所のそばにある、桜通りの桜が満開になりました。小金原に住んで約50年、毎年繰り返される光景であり、豊かな四季がある日本に生まれ、松戸に住んでいることに感謝する時期でもあります。
3月下旬に、第4期留学生の面接の為に、フィリピンのバコロドに行ってきました。向こうは暑いと聞いておりましたが、意外と過ごしやすく、室内ではエアコンが聞いており、上着が必要でした。バコロドにはわすか1泊でしたが、多くの若者と会って、有意義な時間を過ごすことができました。我々の面接には、当院留学2期卒業生のエクシーが付いてくれて、
何から何まで面倒を見てくれて助かりました。また、生き生きとしているエクシーの姿をみてとてもうれしく感じました。
技能実習生で来日予定の方々とも会食をしましたが、皆さん日本に行くことを心待ちにしていました。知事さんとは夕食を共にして、おいしいバコロドチキンをごちそうになりました。7月には留学生が、来年には技能実習生が来る予定であり、待ち遠しいです。
今月から、外来体制が少し変更になります。皆様にご不便をおかけしないように、注意をしてゆきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
花粉が飛び始めて、アレルギー症状の出る方も増えてきたことと思います。最近はよく聞く薬剤もあるので、是非一度当院の医師に相談ください。
2月は比較的落ち着いた月でした。27日に厚生労働省が主管する第5回の在宅医療会議に出席をしてきました。これは、在宅医療の促進を目的として、日本医師会などの団体や市町村、患者代表などの34名の構成員からなる会議体です。私は、NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークを代表して参加をしています。各団体や市町村がそれぞれに協力をして在宅医療を促進するための努力を続けてゆく方法を、7つの柱を主に進めているところです。
そのネットワークの理事会も24日に行われました。現在私が会長をしておりますが、実は事務局も当院が行うことになり、会長職は今期で降りる予定です。今後は事務局長として裏方の仕事を主に行ってゆきます。裏方の仕事の方が自分には合っていると思っています。
今月はフィリピンのバコロドに留学生面接のために行く予定です。向こうは真夏なので、体調に気をつけていってきます。
雨の降らない日が続き、空気が乾燥しており、インフルエンザが大流行しています。皆さん、医療機関に行くときにはなるべくマスクをしていった方がよいと思います。また、家に帰ったときは、うがいと手洗いを忘れないようにしてください。
1月12日の土曜日、東京大学安田講堂で9月15日、16日に開催される、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークのプレ大会が開催されました。今回は、東大安田講堂事件から50年とのことであり、いつもとは様相の異なるプレ大会となりました。参加者の中には、安田講堂事件に関わった方々が多数参加されていたようであり、プレ大会の大会長の堂垂先生自身が当時東大全共闘の委員長でした。
安田講堂はかなりきれいな講堂で、千人以上収容可能です。参加者は600名程度でしたが、通常のプレ大会よりは、参加者が多く興味深い講演を多数聞くことができました。安田講堂の地下にある食堂での懇親会でしたが、これも参加者が多くて驚きました。かつては、学生運動をしていた方も、70歳以上の高齢者となり、50年の年月は人を随分と人を変えるものだとも感慨深いものでした。
私も今年65歳、先日介護保険証が松戸市から送られてきました。高齢者の仲間入りですが、まだまだ元気に仕事をしてゆきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
いよいよ本年で平成も最後の年になりました。平成の30年間は自分にとっては、福島の病院から松戸の実家に戻り、千葉西総合病院を経て開業するという、人生の転換期にあった月日でした。平成6年に柏市南増尾で開業してからは、走り続ける日が続いております。現在、医療法人実幸会と生活介護株式会社を合わせて約400名近くの職員がおり、地域医療とケアを支えてくれております。一緒に働いてくれている職員の皆様に感謝をして、これからもできる限り長く仕事をしてゆきたいと願っております。今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
医療法人社団実幸会と生活介護株式会社の合同忘年会は、毎年12月初めの土曜日と決まっており、場所は柏市のクレストホテルとこれも決まっております。春の花見、夏の納涼会、そして忘年会と我々グループの3大イベントです。今年も150名近くの職員が集まり、12月1日にクレストホテルで行いました。今年はフィリピンの留学生が余興をしてくれました。和やかに楽しく過ごすことができました。
皆様が穏やかなお正月を迎えること願っております。
師走に入りました。今年は、例年よりは少し暖かい年末になりそうです。
11月も様々なイベントがありました。11月10日は、松戸市医師会と松戸市が共催の市民公開講座が新松戸の流通経済大学で開催されました。特別公演者は社会学者で東大名誉教授でもある、上野千鶴子氏でした。「在宅独り死を阻む10の壁」と題しまして、在宅看取りの話をされました。上野氏は社会学者ではありますが、在宅医療現場もよく取材をしておりまして、非常に暗い話題ではありますが、ユーモアを交えて話してくださいました。700名の参加があり、講堂が満席となり充実した公開講座となりました。
22日には、松戸市グループホーム連絡会の定期セミナーが松戸市衛生会館で開催されました。講師は医師免許、弁護士免許というダブルライセンスを持っている日本でも数少ない、松戸市医師会会員で梨香台診療所理事長の中島雅央先生です。「認知症の方の権利擁護」という演題名で、具体的な実例を挙げて、認知症の方の自己決定と権利擁護をどのように守ってゆくのかという話をしていただきました。非常に勉強になりました。そのあとの懇親会も、非常に楽しく、中島先生と日頃の苦労話などで楽しい時間を過ごすことができました。
インフルエンザの予防注射では、ワクチン不足から大変ご迷惑おかけして申し訳ありません。もう少しすると、入荷予定ですので今しばらくお待ちください。
医療法人社団 実幸会
いらはら診療所
TEL.047-347-2231
FAX.047-347-2551