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院長メッセージー2014年9月

8月の終わりは、涼しい日が少し続きました。気温差が激しく、風邪などひかれた方もおられると思います。暑さはまだまだ続きますので、引き続き熱中症に気をつけてください。
8月24日の土曜日に松戸市民会館で、昨年に続き第2回目の在宅医療の集いが開催されました。松戸市は全国でも有数の在宅医療が盛んな地域で、在宅医療に積極的に取り組む医療機関が多く、松戸市在住の方であれば、在宅医療を受けるのに困ることはありません。今回の集いも、松戸市医師会、歯科医師会、薬剤師会などの共催による開催となりました。
サザエさん一家の30年後、80歳代となった波平さんが肺がん末期になったという想定で、医師や歯科医師、薬剤師、看護師の立場で何ができるのかという内容のシンポジウムでした。私は医師の代表としての話でしたが、がんというのは実はご自宅での看取りが比較的容易であるという話をしました。その理由は、期間が限定されており、自立している期間も長く、最後まで意思疎通をすることができるからです。がんと聞くと、大変だろうと皆様は思われるかもしれませんが、実はそうでもないのです。また、御自宅でご家族の看取りをされた方の報告もあり、非常に感動的な内容でした。
在宅医療など考え方はぜひ一度当院までお問い合わせください。当院には相談員もおりますので、診療時間内であればいつでも相談することが可能です。皆様のお役に立てることが少しでもできれば、我々の本望とするところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

院長メッセージ-2014年8月

暑い夏が始まりました。今年も、かなりの酷暑になりそうです。みなさん、脱水にはくれぐれも注意をして、こまめに水分補給をしてください。7月13日に大阪のリバーサイドホテルで、在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークプレ大会が開催されました。タイトルは「地域包括ケアと在宅ケアを支える診療所市民全国ネットワークの役割」です。今回、私の役目は「地域包括ケアと診療所市民の役割~今できていること」という演題名での基調報告でした。当院は開院して21年目ですが、実は全国ネットも今回が20回目の全国の集いであり、当院は全国ネットとともに歩み育ててられてきました。
全国ネットはいまだ在宅ケアや多職種協働が世の中に認知されていない時代から、在宅ケアを志す診療所医師達が本音で語り、お互いの悩みを相談しあう会として発足しております。第一回の大会から参加をしておりますが、この20年の在宅ケアを巡る世の中の評価は大きく変わりました。わが国自体が少子高齢化で変わっており、世界一の超高齢社会となっております。経済界では失われた20年といわれておりますが、介護の世界では実り多き20年といっても差支えないでしょう。それほどわが国介護レベルは上がっております。きめのこまやかさでいうと、世界で一番良い介護をしていると自負しています。もう少し地域医療の観点から、前途多難なわが国の行く末を見守ってゆきたいと思います。

消防訓練(7.30)

小金消防にご協力いただきながら消防訓練実施。
期限キレ寸前の非常食の試食もしてみました。

 

 

土用の丑の日

今日は「土用の丑の日」。診療所の給食で思いのほか大きな鰻で(^^)v
富士産業さんありがとう!!精出してお仕事がんばります。

 

台湾へ「113」通報システムの見学(7.19~)

「113」・・台湾では虐待通報番号として日本の「110」「119」のようなシステムが稼働しています。
虐待に対する考えなどいろいろ振り返り、勉強してきました。
夜市やお食事もしっかり堪能しました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療・介護セミナー(7.13)

「介護は突然やってくる!」
介護保険の入り口のお話を中心にご案内させていただきました。

日本医師会雑誌(特集)

医師会雑誌
(特集)地域包括ケアの今と将来
P772~医療連携と地域包括ケアー有床診療所の立場から:苛原 実

医療連携と包括ケアー有床の立場から (クリックすると記事が読めます)

人生の終い方・・樋口恵子[編]

~自分で決める~ 人生の終い方
樋口恵子[編]・・・ミネルヴァ書房

P89〰116 4章 認知症・看取りと在宅医療の重要性:苛原 実

 

 

 

院長メッセージ-2014年7月

梅雨に入り、雨の多い日が続いています。また、突然の豪雨などもあり、わが国の気候は温暖化の影響で温帯モンスーンから熱帯雨林に変わったようです。医療法人実幸会の会計年度は6月で終了します。おかげさまで、本年度も黒字を維持することができました。当医療法人は開業以来一度も赤字を出したことがなく、20年間黒字が続いております。職員数が増えることで、経営リスクも高くなるのですが、当院は意識の高い職員が多く、この厳しい環境の中でもなんとか優良経営を保っております。会社でもそうですが、元気の源は何といっても、経営がうまくゆき黒字を出すことだと思います。そのことにより、いろいろな社会貢献にも費用を捻出できます。
今月よりは、これまで介護施設として使っていた金木犀を、生活困窮者等のシェルターとして使うべく準備も進めております。超高齢化社会を迎えているわが国では、医療機関といえども、地域に何ができるのかを問いながら地域活動を進めてゆくべきであると思っています。
6月末に岡山に会議に出かけたときに、久ぶりに倉敷によってきました。以前にもまして、整備されており、美しい町並みを楽しんできました。

院長メッセージー2014年6月

5月の終わりには、暑い日がつづきました。皆様、いかがお過ごしですか。
5月の連休は、毎年恒例の国際アルツハイマー病会議に参加をするために、カリブ海に浮かぶ島国のプエルトリコに行ってきました。直行便がないので、ニューヨークで乗り換えですが、約18時間かかる長い旅路です。時差は13時間、ちょうど昼夜逆転です。この時差と長時間の飛行で少々参りました。プエルトリコの首都サンファンに3泊し、カリブ海まで行ったので帰りにニューヨークで一晩してきました。プエルトリコも海からの風が気持ちよいところでしたが、ニューヨークも眠らない街を堪能できました。ニューヨークでは、ステーキを食べてきましたが、料金も安く量もべらぼうに多いのですが、正直言って日本のステーキのほうが断然美味しいことは間違えありません。日本食は健康的で美味しいです。和食が世界遺産になっただけのことはあります。
アルツハイマー病国際会議は2004年の日本の京都大会から毎年参加をしており、世界中いろいろな場所に行けるので楽しみにしております。ちなみに来年はオーストラリアのパースです。
当院は松戸市からの委託事業で、在宅医療拠点事業を行うことになりました。24時間体制を確立して、松戸市内であれば誰でも在宅医療を受けられるように、地域包括ケアシステムの完成を目指してがんばります。

交通アクセス


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医療法人社団 実幸会
いらはら診療所
TEL.047-347-2231
FAX.047-347-2551

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